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**最上部入気方式の《 ウィンドウレス豚舎 》 は、当社がもっとも推奨する基本ベースです…現在までに公共施設・民間施設をあわせて全国で豚舎・鶏舎およそ200棟が建設されています。昭和43年に実用新案として登録され現在では実施権の期間が終了していますので、どなたでも自由にお使い頂けます。次にこの特徴である入気方式を説明するための豚舎断面と、参考平面3例をあげますが…畜舎の建設とか設計はとかく軽視されて『たかが豚小屋?』とか『たかが鶏小屋?』などと技術無視で作られた例も過去には多くありましたが、最近では畜舎環境調整技術が重視されるようになって例に挙げるような整った設備が出来ています。この例の一つは平成10年3月に完成したもので建築・電気・設備設計を担当された設計者の方々の充分なご理解があって…現在までの中で最も整ったウィンドウレス総合豚舎と評価されるものです。 |
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(ウィンドウレス畜舎は全体が一つの設備として機能が発揮されます、従って建築設計・電気設計・設備設計各御担当者の協力と理解が無ければ…良好なウィンドウレス畜舎は出来上がらないのです。) |
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この豚舎のウィンドウレス環境調整は《陰圧方式》です、最上部から空気が導入されます。通常の条件では、地表に近い部分の空気と地表から10m以上高い部分の空気は含有水分(湿度)・浮遊塵埃・不純成分含有量など《空気の質》が違います。長期にわたって奇麗な舎内環境を保持するために…特にこの方式を採用してあります。また各部分を通過する《空気抵抗》はすべて計算され,夏季の暑熱気候の際に静圧負荷によって換気量が不足したり空気の循環が悪くなったりする事が無いように…充分な科学的配慮…がなされています。 |
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《 入気の調整 》 …… 入気の速度は畜舎内外の《気圧の差》によって決まります、静圧差(mm/Aq) のわずかな調整が入気速度 3m/sec 〜 7m/sec 範囲の制御をします。 |
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(1) 換気扇の自動回転によって舎内の気圧が下がる ⇒ (2) 舎内気圧と大気圧の差によって上部から空気が入る ⇒ (3) 換気扇の作動状況を ICU が計測して ISW に最適開口幅を指令 ⇒ (4) 自動入気バッフルの作動により舎内と大気の気圧差(静圧)を調整 ⇒ (5) 気圧差により入気速度が調整される ⇒ (6) 入気速度によって舎内空気が攪拌されて環境ムラを無くす。 |
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《 換気の調整 》 …… 飼育環境調整は《単純な温度制御》では無く、入気温度と舎内温度の変化を捉えて…換気量をコンピュータ・プログラムによって制御・調整する方式です。 |
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(1) 入気温度センサーが入気温度を計測しES-I に入力、ES-I は入気温度を表示し ES-C に入力 ⇒ (2) 舎内温度センサーが豚房の温度を計測、ES-C 内臓 CPU は入気と舎内空気の温度変化に応じて最適換気を 【コンピュータ・プログラム】 によって計算 ⇒ (3) ES-C は最適目標温度設定を自動設定、8種類の運転モードの選択によって舎内動物に最適な換気を自動設定して ES-V のインバータに回転率を指令 ⇒ (4) ES-V はインバータの自動作動により最適な換気状態を保持する ⇒ (5) ES-V 内部サーモ(2台)は舎内温度の上昇状況をサーモ温度センサー(PT)によって感知してサーモ回路換気扇を自動的に ON/OFF する。この三段階の換気扇作動が動物に最適な環境を造る…舎内の動物が少ない時・多い時…寝ている時・活動している時…状況変化に敏感に反応。 |
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《 加湿装置の調整 》 …… 細霧装置の電源の自動操作 |
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舎内環境の良否は温度だけでは無く相対湿度(RH%)の状態によって豚の生理的熱代謝に大きな影響を与える。即ち《湿度過多》は温度上昇以上の生理的な負担を与え、《湿度過少》は熱代謝過剰を起こす…特に高温時期の高湿度は生産成績に大きく影響する…従って空気の相対湿度が高い時に加湿を行う事は動物の熱代謝生理の限界を超え、危険を及ぼす事がある。HD-C・HD-S は舎内湿度が高い時の加湿作動を制御し、舎内動物の過剰負担を防ぐように作動する。 |
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この豚舎は4ツのエリアに分かれて、HD-C は各エリアごとに1セットが設置され…週間プログラムタイマーによって、8:00AM から〜18:00PM まで…一時間ごとに 3〜6分間電源ON…そのときに舎内の相対湿度が目標値より低い場合に細霧装置がスプレイするようにセットされている。(平面概略説明図参照) |
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☆ 管理室エリア =入舎準備室(更衣消毒・シャワー・内部更衣)・管理事務室・機材庫・電気機器室・飼料調整室・給水細霧機器室 |
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☆☆ 分娩豚房・離乳豚房・肥育豚房の各部屋は同一仕様になっている、飼育環境調整は当然であるが、照明時間の調整・照度の調整も各部屋ごとに行えるように設置されており《環境・栄養・照明》などの差による成績の比較試験に最適な施設構造である。近い将来には各種の比較試験研究が行われる事であろう。 |
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